帰宅困難者対策とは

災害が起きると、帰宅困難者が生まれます。大きな災害が起きると、百万人以上の帰宅困難者が発生することがあります。では、帰宅困難者対策として、何をしているのでしょうか。
まず、災害が起きたときには、公共交通機関が止まります。その中で、徒歩で帰ろうとする人がいますが、これは危険です。災害によって、壊れやすい建物が壊れてきたりすると、自分が潰され、命が奪われることがあるからです。また、火災が発生することもあります。ですから、その場からとりあえず動かないことが無難かもしれません。
事業を行っている場所にいる場合は、その場所が、災害備蓄品を備えていることが多いです。そのような場合は、その備蓄品を活用し、しばらくの間、しのぐことも良い選択です。
帰宅困難者になったとしても、急いで帰らなければいけないことはありません。冷静に、適切な判斷をしましょう。