備蓄は必要か否か

災害が起きたときに備蓄があった方がいいと聞いたことがある方は多いです。しかし、実際に備蓄をシている方はあまり多くありません。この文章では、防災のための備蓄が必要か否かを解説します。
まず、備蓄していない場合、災害が起きたときには、自治体の備蓄品を頼ることになります。自治体の備蓄品の中で最も多いのは乾パンですが、実際、そこまで多い量が備蓄されている訳ではなく、全国で平均を計算すると、10人に1人、1食配布される程度の量です。これでは全員の食料を賄うことは到底できません。被災地以外から支援を受ければいい、と考えられるかもしれませんが、それには数日間以上かかります。そのあいだ、何も食べないでいるのはきついです。ですから、防災のための食料の備蓄はできる限りするべきです。
自治体の避難所の備蓄は、一般の方々が生活するのに必要なものです。その中には赤ちゃん用の粉ミルクなどもありますが、大災害が起きると足りなくなります。
また、アレルギーがある方々でも食べられるような食料もあまり置いていないため、アレルギーのある人は結構きついです。
このような理由から、防災の備蓄はするべきなのです。